「養老改元1300年プロジェクト」をご存知でしょうか。実は縁あって養老町のこのプロジェクトを知ることになり小生も微力ながら応援しております。
まずプロジェクトで強く印象づけられたのは、その「イメージポスター」です。岐阜県養老町は「養老の滝」が有名でかつ「孝子伝説」でもよく知られた町です。この伝説は、滝の水がお酒になったという親孝行な「源丞内」という「きこり」の話です。
これをお聞きになった時の天皇が養老に行幸され、自らこの不思議な滝の水を飲まれ膚は滑らかになり、痛むところまで直ったということで、西暦717年、年号を「霊亀」から「養老」に改元されたという話です。
これは「続日本紀」にも載っている史実であり、来たる2017年は養老改元から丁度1300年の記念の年となる。そこで養老町は、これを契機に「まちおこし」を図ることになり全町民が取り組んでいるというわけです。
この親孝行のきこりが「ひょうたん」に入れて水を持ち帰ったということで、養老町には「ひょうたん」を販売している店があります。数百円から数万円まで実に多種多様で、小生もいくつか買ってきました。現在「みたすの湯」のひょうたん亭に飾ってあるものです。
昨年伊勢は「第62回式典遷宮」を迎えたわけですが、遷宮は約1240年位の歴史があることになります。
「養老改元1300年」もほぼ同様の歴史時間があることになります。このことから「イメージポスター」を数ヶ所「みたすの湯」にも貼らせていただいています。
なんと言ってもお風呂はきれいな水が一番ですから、養老の滝の清い水をイメージ出来るこのポスターを大変気に入っています。
養老町は、伊勢から車で約1時間半のところです。春の桜、秋のもみじと養老山脈の麗の自然豊かな地で家族連れにも大変喜ばれ施設も沢山あります。
「養老の滝」を是非訪れてください。