式年遷宮がいよいよ来年に迫ってきたと言うことで、予習も兼ねて初穂曳を見学してきました。
この2日間は様々な行事が重なっていて、私の中で祭が混同していましたので、まずは祭の定義を整理したいと思います。
○神嘗祭
当日配布されていたパンフレットから引用しますと、
「神嘗祭は、神様に新穀を奉げる事を主とするとともに、五穀の豊穣、国民の平安などをお祈りする大祭で、神宮で執り行われる年間千五百余りのお祭りの内、最も重要な祭儀です。」
~中略~
「神嘗祭に際し、御装束・祭器具を一新することもあり、神嘗正月と呼ばれます。この、年に一度の神嘗正月が二十年重ねられると「大神嘗祭」となり、神宮の神殿、御神宝、御装束等すべてが新しく生まれ変わり神様に宮遷り頂く「式年遷宮」となるわけです。」
ということなので、神嘗祭は祭儀なので、一般は参加することも見ることもできないわけですね。(覗くことはできるそうです?)
○初穂曳
これもパンフレットによると、
「神嘗祭をお祝いし、神様のお膝元に住まう神領の民である伊勢人が外宮、内宮に初穂を奉納させて頂く行事が「初穂曳」です。」
○神嘗奉祝祭「祭のまつり」
またまたパンフレットから、
「その神嘗祭に、伊勢人と全国からお越しいただいた特別神領民と地元神領民がお初穂を神宮に奉納する初穂曳行事とともに、神嘗祭奉祝の思いを胸に抱き、一握りのお米を携えて全国各地から著名なお祭りが伊勢の地に集結し、華麗に、荘厳に舞い踊る、唄う、響き合うまさに「祭のまつり」が秋の伊勢を彩ります。」
とそれぞれ記載されています。
神宮で厳粛に執り行われる祭儀(神嘗祭)を、民が祝う(初穂曳・神嘗奉祝祭)という図式のようですが、まあ祭なので深く考えずに神宮の中でやるのが「神嘗祭」で、神宮の外でやるのを全部ひとくくりにして「神嘗祭奉祝」と理解しましたが、そんなもんでいかがでしょうか?
難しい話はここまでにしておいて、まずは初穂曳の様子から。
初穂曳外宮領陸曳(はつほびきげくうりょうおかびき)
絶好の祭日和に恵まれまして、10月になったというのに半袖で良いくらい暑い日になりました。
スタート地点は尼辻の交差点から南に入った通りですが、どこまで近づいて良いか不安だったので、本町1の交差点で待機。
遠くからエンヤエンヤと声はするものの、なかなか、なっかなか近づいてこない…
道路は全面通行止めではなく、部分的に交通規制をしながらの通行なので大変そうでした。
そして、皇學館大学が曳く一番車がやってきました。
長っ!
米俵を積んでいます。
本町1の交差点を右折して外宮へ向かいます。
次に、町衆・子供が曳く二番車がやってきました。
[audio: https://mts-ise.com/wp/audio/sound001.mp3|titles=お木曳車の音](お木曳車の音♪)
今回動いている車を初めて見ましたが、2輪車をこうやって舵取りするんですね。
続きまして、特別神領民が曳く三番車です。
外宮の駐車場に入りましたら、初穂を下ろして奉納するそうです。
初穂曳きと平行しまして、全国から22団体が参加する「奉納祭響演」が行われております。
伊勢市観光文化会館ではステージが
外宮参道ではパレードが
披露されていました。
元々お祭りとは豊作を祈ったり、収穫を感謝するものですから、全国から代表して神宮に奉納するということは、踊り子さん達の感動もひとしおでしょうね。
暑い中大変お疲れ様でした。
広報たけうち